日本歴史地名大系 「津峯神社」の解説
津峯神社
つのみねじんじや
津峰山の山頂近くにある。社殿正面から北東方面の眼下を
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
津峰山の山頂近くにある。社殿正面から北東方面の眼下を
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
徳島県阿南(あなん)市津乃峰町東分(ひがしぶん)に鎮座。創立年代はつまびらかでないが、社伝によれば聖武(しょうむ)天皇の724年(神亀1)に神託があり、国家の鎮護長寿延命の神として、加志波比売命(かしはひめのみこと)を祀(まつ)ったという。『阿波(あわ)志』に「延喜式亦小祀(えんぎしきまたしょうし)と為(な)す。水潟村南津峯に在り、今津峯権現(ごんげん)と称す。旧北麓(ろく)に在り、林木蒼然(そうぜん)古松一株其(そ)の大きさ比なし。昔時封田若干あり」とみえている。旧来より国守領主の崇敬が厚く、とくに阿波藩主蜂須賀(はちすか)家歴代は家運長久を祈願した。1936年(昭和11)郷社に加列。例祭は11月17、18日。4月初旬の日曜日に桜祭。
[落合偉洲]
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