津島町方新田(読み)つしままちかたしんでん

日本歴史地名大系 「津島町方新田」の解説

津島町方新田
つしままちかたしんでん

[現在地名]佐織町町方新田

津島天王神領の向島むこうじま(現津島市)の北に位置し、津島五ヶ所新田の一つ。慶安三年(一六五〇)検地。「尾張国地名考」は「五ケ所新田とは町方、草平、大野山、淵高、西川端これを五ケ所といふ」とし、「五ケ所新田は慶長より寛延二年まで町方新田庄屋所一本にて支配せしが寛延三年より村毎に御免定を賜はる事になりぬ」と、この新田の庄屋が寛延二年(一七四九)まで通称津島五ヶ所新田の庄屋を兼ねていたことを伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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