津波の等時線図(読み)つなみのとうじせんず

最新 地学事典 「津波の等時線図」の解説

つなみのとうじせんず
津波の等時線図

tsunami travel time chart

津波の先端付近は,浅海波の伝搬速度(:重力加速度,h:水深)で進行する。したがって,ある時刻に地震が発生した場合,その震央を中心として直ちに津波が四方に伝搬すると考えると,海洋の水深分布がわかっていれば,地震後任意の時間の津波先端位置を計算することができる。一定時間後の津波先端位置を地図上で結んだものが等時線(または波面)で,これと直交する線が波線である。一般に海の波の浅海での等時線図は屈折図と呼ばれ,波線間隔の広がった所は狭まった所に比べて波高が小さくなる。国際津波警報組織では,このような図を基にして,大洋周辺各地の津波到達時刻を予報する。(下右図)

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参照項目:津波の逆伝搬図

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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