津軽合浦外浜(読み)つがるがっぽうそとのはま

精選版 日本国語大辞典 「津軽合浦外浜」の意味・読み・例文・類語

つがる‐がっぽう‐そとのはま【津軽合浦外浜】

〘名〙 へんぴでさびしい土地、または広い土地のたとえ。
※雑俳・鳥おどし(1701)「こわき事・津軽海道(ガッポウ)そとの浜」
[補注]津軽地方地名を並べたものという。遠い未知の土地であったところから、「知らない」の意にかけた、「伎・隅田川続俤法界坊)」の「知らぬとは胴欲な、知らぬ合浦外(ガッポウソト)ケ浜」のような例も見られる。

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