…中国神話にみえる創生神。南方族の洪水説話に伏羲(ふくぎ)・女媧の兄妹,あるいは姉弟の2人だけが助かって夫婦となり,人類の始祖となったという。文献的には戦国期以後のものにみえ,人作りしたことは《楚辞》天問に,また共工が顓頊(せんぎよく)に敗れて怒って天柱を折り,女媧がこれを補修したという補天の話は,《淮南子(えなんじ)》覧冥訓にみえる。…
…それで中国の神話研究には,経書の研究を欠くことはできない。
[三つの洪水説話]
広大な中国が統一される以前には,地域的にいくつかの先進文化の地帯があり,神話もその地域に生まれた。徐旭生はそれを華夏・東夷・苗蛮の3集団に分かち,それぞれの神話を,この3集団に帰属させようとする。…
※「洪水説話」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...