洸洋(読み)コウヨウ

デジタル大辞泉 「洸洋」の意味・読み・例文・類語

こう‐よう〔クワウヤウ〕【×洸洋/×潢洋】

[ト・タル][文][形動タリ]水が深くて広いさま。また、学説議論などが深く広いさま。
「―たる蒼海有様」〈漱石草枕

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精選版 日本国語大辞典 「洸洋」の意味・読み・例文・類語

こう‐ようクヮウヤウ【洸洋・&JISEC4C;洋】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ひろびろとして、はてしないさま。また、議論や学説などがひろく深いさま。〔寛永刊本蒙求抄(1529頃)〕〔史記‐荘子伝〕

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普及版 字通 「洸洋」の読み・字形・画数・意味

【洸洋】こうよう(くわうやう)

博大で、とりとめもないこと。〔史記、老荘申韓伝〕其の言、洸洋自恣(じし)、以て己に(かな)ふ。故に王大人よりして、之れをとすること能はず。

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