浅ましげ(読み)あさましげ

精選版 日本国語大辞典 「浅ましげ」の意味・読み・例文・類語

あさまし‐げ【浅げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「あさましい」の語幹に、接尾語「げ」の付いたもの )
  2. あきれたと思っているその人のさま。驚いたという様子
    1. [初出の実例]「たぐひおはせぬをだに、さうざうしく思しつるに、袖の上の玉の砕けたりけむよりも、あさましげなり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)
  3. はたから見ていかにもあさましいという様子。驚くほどひどいさま。
    1. [初出の実例]「いみじげにはれ、あさましげなる犬の、わびしげなるが、わななきありけば」(出典:枕草子(10C終)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む