日本歴史地名大系 「浅畑新田」の解説 浅畑新田あさばたしんでん 静岡県:静岡市旧安倍郡地区浅畑新田[現在地名]静岡市赤松(あかまつ)・前林(まえばやし)・漆山(うるしやま)・平柳(ひらやなぎ)・芝原(しばはら)東(ひがし)村の南に位置し、村内を巴(ともえ)川が流れる。浅畑七郷の一つ(駿河志料)。寛永二一年(一六四四)羽高(はたか)村の主導により開かれた(麻機誌)。明暦二年(一六五六)ないし元禄一一年(一六九八)に浅畑七郷のうち六ヵ村が幕府領から旗本滝脇松平領(のちの小島藩領)に移管されたとき羽高村への帰属を解かれ、そのまま幕府領として幕末に至ったという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by