浅草大円寺門前(読み)あさくさだいえんじもんぜん

日本歴史地名大系 「浅草大円寺門前」の解説

浅草大円寺門前
あさくさだいえんじもんぜん

[現在地名]台東区浅草橋あさくさばし二丁目

浅草御蔵前あさくさおくらまえ(日光道中)西側、天台宗大円寺の門前に立てられた町屋日光道中に沿った片側町。南から西側は大円寺、北は浅草天王あさくさてんのう町。門前町屋の成立の時期は不明だが、享保一七年(一七三二)三月の類焼後御用地に召上げられ、代地を浅草諏訪あさくさすわ町裏出羽山形藩堀田氏屋敷上地に与えられたが、寛延二年(一七四九)願出て元地に戻った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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