浅草本蔵寺門前(読み)あさくさほんぞうじもんぜん

日本歴史地名大系 「浅草本蔵寺門前」の解説

浅草本蔵寺門前
あさくさほんぞうじもんぜん

[現在地名]台東区松が谷まつがや一丁目

浅草東国寺あさくさとうごくじ門前の通りを隔てた西にあり、南は新寺町しんてらまち(現浅草通)に沿う。本蔵寺境内南側に立てられた門前町屋。南は新寺町通を挟んで浅草成就院あさくさじようじゆいん門前。文政町方書上によると、元和八年(一六二二)には門前町屋があったことがわかるが、開設年代は不明といい、古跡拝領地の内である。町内間数は東西から北へ折回し六〇間余、裏行折回し九間。文政八年(一八二五)の家数二二。新寺町通に間口九尺・裏行四間の自身番屋があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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