浅野雪子(読み)アサノ ユキコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「浅野雪子」の解説

浅野 雪子
アサノ ユキコ


職業
女優

本名
宮沢 種子

生年月日
明治37年 7月13日

出生地
東京市 京橋区(東京都)

経歴
大正14年京都の御室撮影所開設と同時にマキノプロに入社、月岡小夜子と名乗るが芽が出ず、15年日活大将軍撮影所時代劇部へ転じ、浅野雪子と改名。入社第1作は市川市丸の「その後の三郎丸」の脇役で、その後河部五郎、片岡松燕らの相手役をつとめるなど大役をこなすが、地味な芸風のため次第に脇役にまわるようになった。昭和7年中老け役として尾上菊太郎プロに転じる。4年頃俳優浅岡信夫と結婚、のち大都映画の俳優阪東正二郎と再婚。正二郎戦死ののち、33年新東宝に入り映画界に復帰。「毒婦高橋お伝」など5本に出演。新東宝解散後は東宝の「喜劇・各駅停車」などに出演しまもなく引退した。

没年月日
昭和48年 (1973年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「浅野雪子」の解説

浅野 雪子
アサノ ユキコ

大正・昭和期の女優



生年
明治37(1904)年7月13日

没年
昭和48(1973)年

出生地
東京市京橋区

本名
宮沢 種子

経歴
大正14年京都の御室撮影所開設と同時にマキノプロに入社、月岡小夜子と名乗るが芽が出ず、15年日活大将軍撮影所時代劇部へ転じ、浅野雪子と改名。入社第1作は市川市丸の「その後の三郎丸」の脇役で、その後河部五郎、片岡松燕らの相手役をつとめるなど大役をこなすが、地味な芸風のため次第に脇役にまわるようになった。昭和7年中老け役として尾上菊太郎プロに転じる。4年頃俳優浅岡信夫と結婚、のち大都映画の俳優阪東正二郎と再婚。正二郎戦死ののち、33年新東宝に入り映画界に復帰。「毒婦高橋お伝」など5本に出演。新東宝解散後は東宝の「喜劇・各駅停車」などに出演しまもなく引退した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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