大役(読み)タイヤク

精選版 日本国語大辞典 「大役」の意味・読み・例文・類語

たい‐やく【大役】

  1. 〘 名詞 〙
  2. だいじな役目。責任の重い任務。
    1. [初出の実例]「脇家老とて諸大名衆にありまして大役(ヤク)をさばく代なくしてはかなはざるぎなり」(出典評判記・難波立聞昔語(1686)若林四郎右衛門)
    2. 「二年生の彼女が大役を持たされたというのは異数の抜擢ということが出来た」(出典:忘却の河(1963)〈福永武彦〉三)
  3. 花札で、大きな手役、または場役のこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「大役」の読み・字形・画数・意味

【大役】たいえき

大工事。

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