浅黄桜(読み)あさぎざくら

精選版 日本国語大辞典 「浅黄桜」の意味・読み・例文・類語

あさぎ‐ざくら【浅黄桜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. サトザクラの園芸品種。花は重弁で白いが、萼(がく)の色が鮮緑色で、全体に淡黄緑色に見える。
    1. [初出の実例]「浅黄桜染しは藍の出花哉〈貴明〉」(出典:俳諧・鸚鵡集(1658)二)
  3. を模様化したもの。
    1. [初出の実例]「しだれ桜の一重帯、浅黄桜の染色に、躑躅(つつじ)琉球岩躑躅」(出典:歌謡・今様くどき(1710頃)四季花尽)
  4. うこんざくら(鬱金桜)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む