浅黄桜(読み)あさぎざくら

精選版 日本国語大辞典 「浅黄桜」の意味・読み・例文・類語

あさぎ‐ざくら【浅黄桜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. サトザクラの園芸品種。花は重弁で白いが、萼(がく)の色が鮮緑色で、全体に淡黄緑色に見える。
    1. [初出の実例]「浅黄桜染しは藍の出花哉〈貴明〉」(出典:俳諧・鸚鵡集(1658)二)
  3. を模様化したもの。
    1. [初出の実例]「しだれ桜の一重帯、浅黄桜の染色に、躑躅(つつじ)琉球岩躑躅」(出典:歌謡・今様くどき(1710頃)四季花尽)
  4. うこんざくら(鬱金桜)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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