浜苞(読み)ハマヅト

デジタル大辞泉 「浜苞」の意味・読み・例文・類語

はま‐づと【浜×苞】

海辺から持ち帰ったみやげ。
潮干なば玉藻たまも刈りつめ家の妹が―乞はば何を示さむ」〈・三六〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「浜苞」の意味・読み・例文・類語

はま‐づと【浜苞】

  1. 〘 名詞 〙 海辺から持ってくる土産物。浜のみやげ。浜のつと。
    1. [初出の実例]「潮干なば玉藻刈りつめ家の妹が浜褁(はまづと)乞はば何を示さむ」(出典万葉集(8C後)三・三六〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む