浦見(読み)ウラミ

デジタル大辞泉 「浦見」の意味・読み・例文・類語

うら‐み【浦見】

海辺を眺めること。和歌で、多く「恨み」に掛けて用いる。
「浜千鳥跡のとまりを尋ぬとて行くへもしらぬ―をやせむ」〈かげろふ・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「浦見」の意味・読み・例文・類語

うら‐み【浦見】

  1. 〘 名詞 〙 浦を見に行くこと。多く「恨み」にかけて用いる。
    1. [初出の実例]「浜千鳥跡のとまりを尋ぬとて行方も知らぬうらみをやせむ」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)

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