浪花家芳子(読み)ナニワヤ ヨシコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「浪花家芳子」の解説

浪花家 芳子
ナニワヤ ヨシコ


職業
漫才

別名
旧芸名=出雲 芳子

生年月日
明治26年

経歴
安来節一座の出身で、出雲芳子の名でデビュー。夫である喜劇出身の浪花家市松コンビを組んで漫才に転向。大柄な体格で、長身の夫とのコントラストで笑いを誘った。また三味線を弾き、鍋や釜、茶碗といった台所道具や自動車のラッパなど様々な小道具で音を出す夫と曲を奏でる“台所メロディ”で人気を博した。市松とともに平成13年度上方演芸の殿堂入り。

没年月日
昭和34年 6月28日 (1959年)

家族
夫=浪花家 市松(漫才師)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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