浮かれ出づ(読み)ウカレイズ

デジタル大辞泉 「浮かれ出づ」の意味・読み・例文・類語

うかれ‐い・ず〔‐いづ〕【浮かれ出づ】

[動ダ下二]
気持ちが落ち着かず、どこという当てもなく、家を出る。
「―・づる心は身にもかなはねば如何なりとても如何にかはせむ」〈山家集・中〉
心がひかれて、うきうきとする。また、うきうきとして出かける。
朝食あさげうち忘れて―・でぬ」〈読・雨月蛇性の婬〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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