コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

浮き沓 ウキグツ

デジタル大辞泉の解説

うき‐ぐつ【浮き×沓】

江戸時代の浮き具で、布袋に入れた漆塗りの木筒。大きいもの一つを背に、小さいもの二つを胸の左右にひもで連ねて身につけるようにしたもの。
馬につけると、自由自在に水上を走ることができると信じられていた架空の浮き具。うかびぐつ。
「神通自在の葦毛の駒、歴劫不思議(りゃくこふふしぎ)の―はかせ」〈浄・女護島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

うきぐつ【浮き沓】

馬の足につけると水上を自由自在に走ることができると信じられていた架空の浮き具。 「神通自在の葦毛の駒、歴劫りやつこう不思議の-はかせ/浄瑠璃・平家女護島」
江戸時代の浮き具の一種。60センチメートルくらいの木の大筒を背に、30センチメートルくらいの小筒二個を胸に当てるように紐ひもで連ねたもの。 「こなたの岸につつ立上り、-しごいて一息つぎ/浄瑠璃・布引滝」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

浮き沓の関連キーワード浄瑠璃

今日のキーワード

悪魔の証明

証明が非常に困難なものごとを表す比喩表現。古代ローマ法において所有権の帰属証明が極めて困難であったことから、この言葉が初めて用いられたとされている。現代においては、権利関係や消極的事実の証明に関する法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android