浮き沓(読み)ウキグツ

デジタル大辞泉 「浮き沓」の意味・読み・例文・類語

うき‐ぐつ【浮き×沓】

江戸時代の浮き具で、布袋に入れた漆塗りの木筒。大きいもの一つを背に、小さいもの二つを胸の左右にひもで連ねて身につけるようにしたもの。
馬につけると、自由自在に水上を走ることができると信じられていた架空の浮き具。うかびぐつ。
神通自在葦毛の駒、歴劫不思議りゃくこふふしぎの―はかせ」〈浄・女護島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android