浮世の塵(読み)ウキヨノチリ

デジタル大辞泉 「浮世の塵」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐の‐ちり【浮世の×塵】

この世の煩わしさや汚らしさをちりにたとえていう語。
「このままにすまばすむべき山水よ―に濁らずもがな」〈新続古今・雑中〉

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精選版 日本国語大辞典 「浮世の塵」の意味・読み・例文・類語

うきよ【浮世】 の 塵(ちり)

  1. この世のわずらわしさやけがらわしさを塵にたとえたもの。
    1. [初出の実例]「このままにすまばすむべき山水ようき世の塵に濁らずもがな〈栄仁親王〉」(出典:新続古今和歌集(1439)雑中・一八三六)

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