浮世の塵(読み)ウキヨノチリ

デジタル大辞泉 「浮世の塵」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐の‐ちり【浮世の×塵】

この世の煩わしさや汚らしさをちりにたとえていう語。
「このままにすまばすむべき山水よ―に濁らずもがな」〈新続古今・雑中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮世の塵」の意味・読み・例文・類語

うきよ【浮世】 の 塵(ちり)

この世のわずらわしさやけがらわしさを塵にたとえたもの。
※新続古今(1439)雑中・一八三六「このままにすまばすむべき山水ようき世の塵に濁らずもがな〈栄仁親王〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android