海の月(読み)うみのつき

精選版 日本国語大辞典 「海の月」の意味・読み・例文・類語

うみ【海】 の 月(つき)

  1. 海に出ている月。
    1. [初出の実例]「たるきには山のうつはりさしてけり軒ばに海の月をやどして〈慈雲〉」(出典:散木奇歌集(1128頃)雑下)
  2. ( 「海月」の訓読み ) 「くらげ(海月)」のこと。
    1. [初出の実例]「きみを人かたなにいふとしらずしてうみの月をやもてあそぶらん」(出典:高遠集(1011‐13頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む