海の物とも山の物ともつかぬ(読み)うみのものともやまのものともつかぬ

ことわざを知る辞典 の解説

海の物とも山の物ともつかぬ

どういう素性のものであるか見当がつかない。また、この先どうなっていくのかわからない。

[使用例] 「木村を負かすのはあんたや」まだ二十歳前の、海のものとも山のものとも知れん私に、坂田さんはこういってくれた[升田幸三名人香車を引いた男|1980]

[解説] 素性がよくわからないことを強調することわざ。この先どうなるかわからないとするのも、素性が不明であるがゆえの判断といえるでしょう。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む