将棋棋士。広島県三良坂(みらさか)村(現、三次市)の生まれ。1932年(昭和7)故木見(きみ)金治郎九段に入門。43年七段。軍隊生活6年、復員後46年(昭和21)木村義雄名人との平香交(ひらきょうまじ)り五番将棋に3連勝して新時代の端緒を開く。47年八段。第1期王将戦で木村名人を半香に指し込み、第5期に大山康晴名人を指し込み香落(きょうおち)番も勝つ。第16期名人戦で大山名人に勝ち、名人、九段、王将の3タイトルを独占した。「新手一生」を旗印に序盤戦術に優れ、新戦法を創案した。タイトル戦登場23回。73年紫綬(しじゅ)褒章受章。79年現役を引退。独特の雰囲気をもつ積極的な発言が注目された。現役時代、病気欠場がちを惜しまれた。
[原田泰夫]
昭和期の棋士 将棋9段;実力制第4代名人。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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