デジタル大辞泉 「名人」の意味・読み・例文・類語 めい‐じん【名人】 1 技芸にすぐれている人。また、その分野で評判の高い人。2 江戸時代、囲碁・将棋で九段の技量を持つ最高位者に与えられた称。現在は、それぞれタイトルの名称。名人戦の勝者がタイトルを手にする。[類語](1)達人・名手・妙手・エキスパート・巨星・巨匠・名匠・名工・大家たいか・権威・第一人者・泰斗たいと・耆宿きしゅく・大御所おおごしょ・オーソリティー・巧手・腕利き・腕扱き・腕達者・手足れ・手利き・有能・敏腕・辣腕・得手・特技・専売特許・上手・得意・売り物・十八番・おはこ・お家芸・お株・お手の物・達者・堪能・巧者・得手物・器用・多才・巧うまい・巧たくみ・巧妙・潰しが利く・能よくする・腕が立つ・怪腕・凄腕・腕達者・プロ・専門家・スペシャリスト・玄人くろうと・本職・ゼネラリスト・セミプロ・プロフェッショナル・匠たくみ・仕事師・遣り手・敏腕・素人しろうと離れ・玄人くろうとはだし・神業かみわざ・ベテラン・ソムリエ・スキルドワーカー・マイスター・プロパー/(2)棋士・碁打ち・将棋指し・棋聖・本因坊 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「名人」の意味・読み・例文・類語 めい‐じん【名人】 〘 名詞 〙① 一芸一道をきわめた人。技芸にすぐれて名を知られた人。評判の高い人。〔色葉字類抄(1177‐81)〕[初出の実例]「彼既天下名仁也。適参向」(出典:吾妻鏡‐文治二年(1186)四月八日)[その他の文献]〔韓愈‐柳子厚墓誌銘〕② 江戸時代、囲碁または将棋の最高位者に与えられた称号。段位は九段であった。現在は選手権の一つとなっているが、囲碁・将棋とも選手権保持者は最高の地位に位されている。[初出の実例]「をかし、男有けり。名人の碁打へ石直されに行きけり」(出典:仮名草子・仁勢物語(1639‐40頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「名人」の読み・字形・画数・意味 【名人】めいじん 名徳の人。〔呂覧、勧学〕人は學に疾(おもむ)くに生ず。學に疾かずして能く魁士(くわいし)名人と爲るは、未だ之れ嘗(かつ)てらざるなり。字通「名」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by