海人焼残(読み)あまのたきさし

精選版 日本国語大辞典 「海人焼残」の意味・読み・例文・類語

あまのたきさし【海人焼残】

  1. 横笛の銘。海人が塩をたいた残り灰の中から見つけた竹で作ったと伝えられている名笛。
    1. [初出の実例]「予違例、訪二(大神)景秀来、次景吉相伝器(アマノ焼サシ、富士丸)両管譲渡景秀云々」(出典:教言卿記‐応永一三年(1406)六月一二日)
    2. 「Amanotaqisaxi(アマノタキサシ) 〈訳〉笛の名」(出典:日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android