最新 地学事典 「海洋コアコンプレックス」の解説
かいようコアコンプレックス
海洋コアコンプレックス
oceanic core complex
海底拡大系において長期間にわたり発達する伸長構造であるデタッチメント断層(大規模な低角正断層)の下盤が,ドーム状の高まりとして海底面に露出した構造(J.Escartín et al. 2011)。この構造の表面には海底拡大方向に平行するコルゲーションと呼ばれる畝状の地形をしばしば伴い,下部地殻物質である斑れい岩やマントル物質であるかんらん岩が露出。大陸リフト帯に出現する変成コアコンプレックスの成因と地形的特徴が類似することから海洋コアコンプレックスと呼ばれるようになった。参考文献:J. Escartín et al.(2011) EOS Trans., AGU,Vol. 92: 31
執筆者:小原 泰彦・針金 由美子・沖野 郷子
参照項目:メガムリオン
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

