デジタル大辞泉 「浸む」の意味・読み・例文・類語 しと・む【▽浸む】 [動マ四]水などにつかる。また、水などがしみ込む。ひたる。「水―・まば、三頭さんづの上に乗りかかれ」〈平家・四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「浸む」の意味・読み・例文・類語 こ・む【浸・】 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 水が入りこむ。水びたしになる。こみ入る。しみこむ。多く田についていう。[初出の実例]「此の田は天(ひて)り旱するに漑(水まか)せ難く水潦(いさら水)するに浸(コミ)易し」(出典:日本書紀(720)安閑元年七月辛巳(寛文版訓)) しと・む【浸】 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 水などにつかる。また、水などがしみこむ。ひたる。[初出の実例]「馬のかしら沈まばひきあげよ。〈略〉水しとまば、三頭(さんづ)のうへに乗りかかれ」(出典:平家物語(13C前)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例