浸物(読み)したしもの

精選版 日本国語大辞典 「浸物」の意味・読み・例文・類語

したし‐もの【浸物】

〘名〙 (「ひたしもの(浸物)」の変化した語) =したし(浸)
浮世草子・色里三所世帯(1688)下「大夫は葉胡蘿などそろへてしたし物になして」

ひたし‐もの【浸物】

〘名〙 ひたしにしたもの。ひたし。
※鈴鹿家記‐永正一四年(1517)六月一日「肴ささげひたし物、巻するめ・飛魚むしり物」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android