精選版 日本国語大辞典 「消えやらず」の意味・読み・例文・類語 きえ‐やら‐・ず【消ず】 〘 連語 〙 ( 動詞「消ゆ」に補助動詞「やる」と打消の助動詞「ず」が付いたもの。「やらず」は、そうなるはずのものが、まだならないでいる意 ) 消えるはずのものがまだ消えないで残っている。まだ消えようともしない。[初出の実例]「小笹原(をざさはら)風まつ露の消やらずこのひとふしを思ひおく哉〈藤原俊成〉」(出典:新古今和歌集(1205)雑下・一八二二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例