涌泉寺(読み)ゆうせんじ

日本歴史地名大系 「涌泉寺」の解説

涌泉寺
ゆうせんじ

[現在地名]左京区松ヶ崎堀町

はやし山・ひがし山両山麓の中間に位置する。松ヶ崎山と号し、日蓮宗。本尊十界大曼荼羅。大正七年(一九一八)五月、まつさきにあった日蓮宗妙泉みようせん寺と本涌ほんゆう寺とが合体し、両寺号をとって成立した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の涌泉寺の言及

【題目踊】より

…法華宗(日蓮宗)徒による一種の念仏踊(踊念仏)で,南無妙法蓮華経の題目を唱えながら踊る。京都市左京区松ヶ崎涌泉寺や京都府向日(むこう)市鶏冠井(かいで)などで行われている。涌泉寺では1306年(徳治1)実眼僧都の盆の法筵(ほうえん)に始まると伝え,盆踊として8月15日・16日《題目七遍がえし》《一念随喜》などが踊られている。…

※「涌泉寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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