涎を舐る(読み)よだれをねぶる

精選版 日本国語大辞典 「涎を舐る」の意味・読み・例文・類語

よだれ【涎】 を 舐(ねぶ・なむ)

  1. まねをする。創意工夫もなく、ただ先人のまねをすることをいう。糟粕(そうはく)をなめる。
    1. [初出の実例]「男聞て、中比の歌の涎(ヨダレ)をねぶりて、かくぞよみける」(出典仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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