涯涘(読み)がいし

精選版 日本国語大辞典 「涯涘」の意味・読み・例文・類語

がい‐し【涯涘】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 波うちぎわ。みぎわ。〔荘子秋水
  3. かぎり。はて。際限。また、かぎること。
    1. [初出の実例]「爾乃後金堤碧水。変觚稜之状貌。留蒼茫之涯涘」(出典本朝文粋(1060頃)一・織女石賦〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔謝朓‐辞隋王子隆牋〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android