デジタル大辞泉 「液浸標本」の意味・読み・例文・類語 えきしん‐ひょうほん〔‐ヘウホン〕【液浸標本】 防腐や保存のために、アルコールやホルマリンの水溶液につけた標本。剝製と違い、内臓などの内部組織も保存できる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の液浸標本の言及 【標本】より …動物学,植物学,地学などの研究や教育に使うために,長期間保存できるように処理した生物の体やその一部,および岩石,鉱物などをいう。標本は乾燥標本,液浸標本,プレパラートに大別できる。岩石,鉱物,化石,貝殻などはそのまま長く保存できるが,その他のものは,生物体の全部または一部を,適当な方法で速やかに乾燥させて,保存に耐える乾燥標本に製作する。… ※「液浸標本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」