日本歴史地名大系 「深山口村」の解説 深山口村みやまぐちむら 滋賀県:蒲生郡日野町深山口村[現在地名]日野町深山口五反田(ごたんだ)村の南にあり、村の中央を砂(すな)川が北流する。東端の小(こ)岳(二八〇メートル)が下駒月(しもこまづき)村・鎌掛(かいがけ)村との境をなす。地名は小岳(寺跡が残存)が古くは御(み)山とも称され、同山の谷口にあたることに由来すると伝える。文明一八年(一四八六)一二月一九日の十禅師御宮勧進請取日記(比都佐神社文書)に「百文 みやま口 若宮」とみえる。慶長一〇年(一六〇五)上野前橋藩酒井氏領となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by