深町(読み)ふかまち

日本歴史地名大系 「深町」の解説

深町
ふかまち

[現在地名]甲府市城東じようとう一―二丁目

桶屋おけや町とたくみ町から三ノ堀を隔てて東に接する郭外の武家地で、城下の南東端に位置する。地籍上は蔵田くらた村分であった(享保一〇年「御用留帳」県立図書館蔵)地名にごり川や城下の諸水が集まる水深い低湿地によると伝えるが、元禄三年(一六九〇)の甲府町絵図写(坂田家文書)にはみえず、「甲陽柳秘録」が当町に組与力と足軽二〇人の屋敷の設置を記しているので、甲府藩の立藩による成立と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 畑地 佐渡 水田

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む