淵上新村(読み)ふちがみしんむら

日本歴史地名大系 「淵上新村」の解説

淵上新村
ふちがみしんむら

[現在地名]立山町渕上ふちがみ

下金剛寺新しもこんごうじしん村の南、栃津とちづ川の淵の上に位置し、村名もこれに由来するという。明暦二年(一六五六)の村御印留に村名がみえ、寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高三一石、免二ツ五歩、ほかに明暦二―三年の新田高一八石(三箇国高物成帳)。天明四年(一七八四)の三千俵用水水下銀仕立覚(杉木家文書)では高五八石・銀高一二匁余。同五年の高五八石(定免二ツ五歩)のうち手上高は元禄一五年(一七〇二)五石、享保八年(一七二三)一石、同一七年・延享元年(一七四四)各一石五斗であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android