清庵新田(読み)せいあんしんでん

日本歴史地名大系 「清庵新田」の解説

清庵新田
せいあんしんでん

[現在地名]福田町清庵新田

豊田とよだ郡に属し、北は山名やまな太郎馬たろま新田など、南はぼうそう川で限られる。寛永二〇年(一六四三)川島清左衛門(号は清庵)の開発とされる(川嶋家文書)。元禄郷帳に村名がみえ高四五石余、国立史料館本元禄郷帳では幕府領。天保六年(一八三五)には幕府領で名主は清左衛門(川嶋家文書)。享保郷村高帳によれば幕府領掛川藩預地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android