世界の観光地名がわかる事典 「清東陵」の解説 しんとうりょう【清東陵】 中国の河北省遵化(じゅんか)市にある、清朝の皇室の陵墓群。清朝三大皇族墓地の一つで、世界遺産に指定されている。清東陵の工事は、1661年の孝陵から始まり、1908年の西太后の慈禧陵まで約2世紀にわたる。この間に、皇帝陵5ヵ所、皇后陵4ヵ所、妃陵5ヵ所を建設した。陵墓の総面積は78km2、神道の総長は1万4500mである。清東陵は自然に恵まれた地で、中国伝統風水学に基づき、陵墓の人文建築と山水の秀麗を巧みに融合している。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報