清水 晴風(読み)シミズ セイフウ

20世紀日本人名事典 「清水 晴風」の解説

清水 晴風
シミズ セイフウ

明治期の郷土玩具研究家



生年
嘉永4年1月10日(1851年)

没年
大正2(1913)年7月16日

出生地
江戸・神田

別名
通称=仁兵衛

経歴
大名諸侯の人夫請負業(運送業)の11代目。明治7年頃から各地の郷土玩具に興味を持ち、12年仮名垣魯文、内田魯庵坪井正五郎、巌谷小波らと玩具研究の「竹馬会」を結成。24年玩具画集「うなゐの友」初編を刊行し、玩具収集趣味を初めて紹介した。これは大正2年6編まで刊行され、死後西沢笛畝が10編まで引き継ぎ完成させたが、近世玩具研究の文献として貴重な存在となっている。「玩具博士」の名があった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「清水 晴風」の解説

清水 晴風 (しみず せいふう)

生年月日:1851年1月10日
明治時代の郷土玩具研究家
1913年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android