精選版 日本国語大辞典 「清香」の意味・読み・例文・類語 せい‐こう‥カウ【清香】 〘 名詞 〙① きよらかな香り。よいにおい。せいきょう。[初出の実例]「あるいは艸木となれり、あるいは清香となれり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)梅華)「春の夜のひと時をば千金にも替へじとは、花に清香月に影」(出典:謡曲・雲林院(1426頃))② 茶道具の葉茶壺の分類名称。「清香」という印が肩に押されている壺の名であったが、印がなくとも明るい釉薬のある種の唐物茶壺をいうようになった。→松花(しょうか) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例