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雲林院 ウジイ

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デジタル大辞泉の解説

うじい〔ウジヰ〕【雲林院】

うりんいん(雲林院)

うりん‐いん〔‐ヰン〕【雲林院】

京都市北区紫野にあった天台宗の寺。はじめ、淳和(じゅんな)天皇の離宮で紫野院と称したが、のち、元慶寺別院となった。その後、臨済宗大徳寺に属したが、廃寺。うんりんいん。うじい。

うんりんいん〔ウンリンヰン〕【雲林院】

謡曲。三番目四番目物金春(こんぱる)以外の各流。伊勢物語を愛読する芦屋公光(きんみつ)が霊夢によって雲林院に行くと、在原業平の霊に会う。
うりんいん(雲林院)

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世界大百科事典 第2版の解説

うりんいん【雲林院】

かつて京都大徳寺の南にあった大寺。もとは淳和天皇の離宮紫野院。869年(貞観11),遍昭僧正が寺に改め,平安・鎌倉時代に天台の官寺として栄えた。そのころ当寺は菩提講と花の名所で有名で,《今昔物語集》《大鏡》の題材となり,また《古今集》以下の歌集で歌の名所となった。在原業平が《伊勢物語》の筋を夢で語る謡曲《雲林院(うんりんいん)》の舞台にもなったが,やがて当寺は応仁の乱で廃絶した。【藤井 学】

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大辞林 第三版の解説

うじい【雲林院】

うりんいん【雲林院】

京都市紫野大徳寺の南にあった寺。淳和じゆんな天皇の離宮として建立され紫野院と称した。僧正遍昭が奏して天台宗元慶寺がんぎようじ別院となり、菩提講が行われた。後醍醐天皇のとき大徳寺に属して臨済宗に改まった。その後荒廃し、現在は観音堂のみ残す。うじい。うんりんいん。⦅歌枕⦆ → 雲の林

うんりんいん【雲林院】

うりんいん(雲林院) 」に同じ。
能の一。四番目物。古曲を世阿弥が改作。在原業平の霊が現れ「伊勢物語」の秘事を語り、夜遊の舞楽を舞う。うりんいん。

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世界大百科事典内の雲林院の言及

【紫野】より

…船岡山の西,往古葬送地として知られた蓮台野も紫野の一部であった。大徳寺の地にあった雲林(うりん)院は,はじめ淳和天皇の離宮として創建され,紫野院と称された。【奥村 恒哉】。…

※「雲林院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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