ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「渇酒癖」の意味・わかりやすい解説 渇酒癖かっしゅへきdipsomania 飲酒癖,アルコール嗜癖,嗜酒症などともいう。日頃は深酒しない人が,周期的ないし発作的にアルコールに対する欲求が異常に高まり,数日間大量の飲酒をする傾向をいう。精神的な抑うつ状態をアルコールによって解決しようと試みるが,逆にその状態が亢進し,泥酔するまで飲むようになる。アルコール依存症の特徴的な症状の一つ。性格異常の一種とも考えられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by