済し崩す(読み)ナシクズス

デジタル大辞泉 「済し崩す」の意味・読み・例文・類語

なし‐くず・す〔‐くづす〕【済し崩す】

[動サ五(四)]なしくずしにする。
「じみちに稼ぎ稼ぎ借金を―・し」〈鏡花湯島詣

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精選版 日本国語大辞典 「済し崩す」の意味・読み・例文・類語

なし‐くず・す‥くづす【済崩】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. なしくずしにする。借金を少しずつ返済する。
    1. [初出の実例]「四五年きりに霞むかね言〈西花〉 春毎にかならず雪はなしくつし〈素玄〉」(出典:俳諧・天満千句(1676)五)
    2. 「ぢみちに稼ぎ稼ぎ借金をなし崩し、凡そ五年ばかりで身脱をした」(出典:湯島詣(1899)〈泉鏡花〉三一)
  3. 物事を一度にしないで、少しずつすませてゆく。

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