渋塗(読み)シブヌリ

デジタル大辞泉 「渋塗」の意味・読み・例文・類語

しぶ‐ぬり【渋塗(り)】

柿渋を塗ること。また、塗ったもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「渋塗」の意味・読み・例文・類語

しぶ‐ぬり【渋塗】

  1. 〘 名詞 〙 柿渋を塗ること。渋色に塗ること。また、その塗ったものや、それを業とする人。渋引。
    1. [初出の実例]「兵衛佐、渋塗(シブヌリ)立烏帽子に、白直垂著(ちゃく)して」(出典源平盛衰記(14C前)三九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android