渓陰(読み)けいいん

精選版 日本国語大辞典 「渓陰」の意味・読み・例文・類語

けい‐いん【渓陰】

  1. 〘 名詞 〙 谷のかげ谷間の暗いところ。
    1. [初出の実例]「橋板に〈略〉色々に布展(しきの)べたれば、落花上に積て朝陽渓陰(ケイイン)の処に到ず横橋一板雪を留得たるに相似たり」(出典太平記(14C後)三九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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