減竈(読み)げんそう(さう)

普及版 字通 「減竈」の読み・字形・画数・意味

【減竈】げんそう(さう)

かまどの数を減らして虚弱を示し、敵を欺く。〔史記、孫武伝〕齊軍をして魏地に入らしめ、十竈を爲(つく)り、日五竈を爲り、日三竈を爲らしむ。涓(はうけん)行くこと三日、大いに喜びて曰く、我固(もと)より齊軍の怯なるを知れりと。

字通「減」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android