渡奉公人(読み)わたりほうこうにん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「渡奉公人」の意味・わかりやすい解説

渡奉公人
わたりほうこうにん

武家奉公人うち,特に中間 (ちゅうげん) ,小者 (こもの) ,若党などの出替 (でがわり) 奉公人をいう。武士の窮乏化により譜代の奉公人をおけなくなったため,年季を定めて雇用したことに始る。年季契約による雇用関係にあったため,奉公先を渡り歩くことからこの名がつけられた。

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