日本歴史地名大系 「渡辺崋山屋敷跡」の解説 渡辺崋山屋敷跡わたなべかざんやしきあと 愛知県:渥美郡田原町田原城下渡辺崋山屋敷跡[現在地名]田原町田原 巴江渡辺崋山が開港を唱え幕政を批判した罪で在所蟄居を命ぜられ、天保一一年(一八四〇)二月より同一二年一〇月自刃するまで幽閉されていた屋敷跡。もと藩の農政家大蔵永常が住居した御物産屋敷で、当時は建物と前栽畑で五反ほどあったが、明治四二年(一九〇九)旧宅付近一反三畝余を町有とし、史跡「池の原公園」として現在に至る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by