渡辺義介(読み)ワタナベ ギスケ

20世紀日本人名事典 「渡辺義介」の解説

渡辺 義介
ワタナベ ギスケ

大正・昭和期の官僚,実業家 八幡製鉄社長



生年
明治21(1888)年4月12日

没年
昭和31(1956)年1月6日

出生地
新潟県

学歴〔年〕
東京帝大法科大学経済学科〔大正2年〕卒

経歴
大正4年農商務省に入り、経理部倉庫課長、鉱山部製鉄課長、商工省鉱山局鉱政課長、総務部長などを経て、大正14年八幡製鉄所に入り、昭和9年日本製鉄発足により取締役兼八幡製鉄所長となった。16年鋼材販売社長、日満鉄鋼社長となり、日鉄退社。17年北支那製鉄社長、20年日鉄社長、鉄鋼統制会理事長。戦後追放となり、26年解除、27年八幡製鉄社長就任、同時に日本鉄鋼連盟会長となり、また経団連副会長も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺義介」の解説

渡辺義介 わたなべ-ぎすけ

1888-1956 大正-昭和時代経営者
明治21年4月12日生まれ。農商務省にはいり,官営八幡(やはた)製鉄所に転じる。昭和9年日本製鉄発足で八幡製鉄所所長。北支那製鉄社長をへて,20年日本製鉄社長。戦後公職追放となったが,27年八幡製鉄(現新日本製鉄)社長となる。日本鉄鋼連盟会長。経団連副会長。昭和31年1月6日死去。67歳。新潟県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「渡辺義介」の解説

渡辺 義介 (わたなべ ぎすけ)

生年月日:1888年4月12日
大正時代;昭和時代の経営者。八幡製鉄社長
1956年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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