渦輪(読み)ウズワ

デジタル大辞泉 「渦輪」の意味・読み・例文・類語

うず‐わ〔うづ‐〕【渦輪】

渦を巻いたような形。
ソウダガツオ別名。背に円形模様があるところからいう。

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精選版 日本国語大辞典 「渦輪」の意味・読み・例文・類語

うず‐わうづ‥【渦輪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 渦を巻いたような丸い形。
  3. うずわがつお(渦輪鰹)」の略。〔本朝食鑑(1697)〕

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世界大百科事典(旧版)内の渦輪の言及

【渦】より

… 曲がった渦糸の各部はまわりの流れのために伸び縮みし,動かされるが,とくに強くて細いときはその強さと曲率に比例した速度で接触面に垂直に動かされ,またそれに沿っての孤立波や振動の担い手になる。これに近いことはタバコの煙などに見られる円形の渦輪で実現されていて,面に垂直に一定速度で動くばかりでなく,同軸の二つの渦輪では相互作用のために先行するものの半径が増大して速度が遅くなり,後行のものは半径が短くなって速くなり,交互の追抜現象も可能となる。一般に渦糸は境界で終わるか,輪を作るかのいずれかであって,流体の中で切れることはない。…

※「渦輪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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