温官(読み)おんかん

精選版 日本国語大辞典 「温官」の意味・読み・例文・類語

おん‐かんヲンクヮン【温官】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 俸給外の収入利益が多い官職役得のある官職。温職
    1. [初出の実例]「皆帯顕職・温官、或兼二寮之頭助、為一朝之要枢」(出典本朝文粋(1060頃)六・申民部大輔状〈橘直幹〉)
  3. 暖かさを感じる生理的な働きをする器官

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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